ワークフロー(業務の流れ)
- マーケティング
- 初回打合せ
- 受注活動
- 生産と納品
1 マーケティング
営業部のマーケティング担当者は、イベント、セミナー、広告、協議会への参加、Webサイト・メディア・メルマガの運営などの活動により、コンタクトリストを更新し、打合せ担当に引き継ぐリードリストをアウトプットします。
できるだけ多くのリード獲得を目標とします。
- リードリスト: 顧客となり得る企業や自治体の担当者の連絡先リスト。
- コンタクトリスト:全ての顧客・顧客候補のリスト。
業務や施策の詳細は、こちら。
2 リードリストの受け入れと打合せ設定
営業部の打合せ設定担当者は、リードリストを精査し、顧客と営業担当者の日程を調整し、プロダクトを紹介するための初回打合せを設定し、案件リストに顧客を追記します。
また、打合せ設定担当者は、これまでに入手した顧客の情報を営業担当者に引き渡します。
3 受注活動
営業担当者は、顧客候補に対して以下の活動を行い、受注を目指します。
顧客の情報は、案件リストで管理します。
業務や施策の詳細は、こちら。
3-1 初回打合せ
初回打合せでは、営業担当者が顧客に関する情報を収集したうえで、プロダクト紹介資料と紹介台本を活用して、説明を行い、ディスカッションをしながら、予算の有無や導入時期、課題感などをもとに購買意欲の高さを見積もり、受注に向けた活動を継続するかを判断します。
3-2 案件化
案件化とは、購買意欲の高い顧客に対し、提案書・見積書を作成し、受注に向けた活動を本格的に行うことをいい、営業部の担当者は、以下の作業を行います。
- Board への顧客・案件登録
- Google ドライブに顧客・案件フォルダを作成
- 次回打合せの設定
3-3 見積作成
営業部の担当者は、2営業日以内に、販売するプロダクトの利用料をBoardに入力し、営業部がその導入やカスタマイズの見積りに必要な情報を見積もり依頼書テンプレートに取りまとめて、開発部に説明の上、見積りを依頼します。
開発部は、営業部が準備したBoard発注登録画面を参考に、4営業日以内に、詳細な見積条件を設定し、社内の工数および外注費用を見積もり、Boardに入力します。
営業部は、Boardへの入力内容を確認し、見積作成マニュアルを参照して見積書案を作成し、Boardで押印申請を行います。承認者は、見積書をレビューし、承認し、担当者は承認済みの見積書を顧客に送付します。
3-4 フォローアップ
営業部の担当者は、受注に向けて、顧客の決裁に必要なフォローアップ(行政の場合は、予算要求の支援)を提供します。 必要に応じて、見積内容の説明、追加資料の作成、架電・打合せなどを行います。
3-5 受注
以下の定義にしたがい、Boardの案件ステータスを変更することで、受注計上します。
- 受注確定:口頭内示を含め、金額が確定し、開発を始めることを顧客と合意している状態。
- 受注済み:契約の締結または発注書の受領が完了した状況。
3-6 アップセル・クロスセル
受注後の顧客に対して、翌年度以降や他部署での受注に向けた提案を行います。
受注後の業務スケジュール打合せの際に、顧客の課題解決に向けて、翌年度以降に取り組む内容の提案も含めて協議することを基本とします。
4 生産と納品
4-1 開発部への引き継ぎ・キックオフ
営業部の担当者は、受注確定の段階で、開発部とのキックオフミーティングを設定します。
営業部と開発部は、仕様書をもとに、PM(プロジェクトマネージャー)・開発担当者、納期、開発計画を作成します。
PMは、開発計画を顧客に送付し、開発を開始します。
4-2 納品と検収への対応
開発部が対応します。
- 納品: 仕様書に沿って成果物・製品を顧客に送付すること。
- 検収: 検収とは納品された成果物・製品が仕様書に適合したものであることを顧客が確認することを指し、確認結果については、メール・メッセージ・検収書により、顧客から通知を受けることとします。
なお、契約内容の変更(仕様書外の作業など)については、営業部において対応します。
4-3 請求
管理部・営業部・開発部は、月末のセールスミーティングで請求書の発行(検収の状況など)について確認します。管理部は、確認結果に基づき顧客に請求書を送付します。